1. |
退場
04:50
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悲しみも 喜びも やって来ない
壁の中閉じ込められた
繰り返す ぶり返す 曇り空に
雨ぐらい降って欲しかった
硝子越しに 見えたのは
耀く太陽の君だ
あの日の想いも
言葉も嘘でいいんでしょう？
もうどうでもいいから
もうどうでもいいから
救いなんてとうに無いんだと
解っているんでしょう
馬鹿な世界に 正しくあればある程に
どうしようもないから
どうしようもないけど
明日はもっと 沢山のものを愛せるように
朽ちていく 錆びていく この体に
何を確かにできるだろう
永遠が 絶対が 無いのならば
何を伝えればいいのだろう
変わらない弱さを越えて
愛を高く叫んだって
じゃあ未来の僕が 今の僕を裏切って
幾度目の有限を刻むなら
完璧で潔癖で不器用な歪みを願ってる
もうどうでもいいから
もうどうでもいいから
救いだってとうに 痛いほど
求めているんでしょう？
馬鹿な幸せ ただ望み突き通す程に
どうしようもないから
どうしようもないからって
明日がもっと 沢山のもので
満たされていくように
喜びも 悲しみも そこに在って
壁越しに見守っているの
晴れやかな 微笑みに 落ちたものは
温い一粒の雨だった
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2. |
夕凪
05:27
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小声で蝉が鳴いていた
夏の終わりの夕方
沈む太陽の色が
目に焼き付いて離れないんだ
最後の一つだね
渡された線香花火
ぴたりとやんだ風
灯る炎
儚い願いは
丸い光が落ちるより早く
消えていくよ
ずっと今が続けばいいのにって
心の中で叫んだ
蝉たちが黙って
僕の心の音さえも
聞こえてしまうくらいの距離で
君が微笑んだ
まだ薄暗い部屋の中
珈琲の香りがした
カレンダーはもう秋で
戻らない夏を想った
また会えるといいね
そんな聞き飽きた台詞に
効き目なんてないこと
知ってるから
さよならも言えない
苦しそうな笑顔なんて
見たくないのに
ぎゅっと君を抱きしめることもできない
僕は臆病だ
沈黙が流れ
冷たい風が吹き抜けて
ドアが閉まる
瞳が少し
潤んだ気がした
僕のこの想いは
全てが燃え尽きたあとも
消えないまま
ずっと今も求め続けてる
あの日の君の笑顔を
蝉たちの声も
僕の心の声までも
もう届かない距離になった
それでも ずっと夏を
君を忘れない
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3. |
signal
05:05
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手を引かれた 魔法みたいな夜
白い自転車 挟んで歩いた
何も言わずに 黙っていたのは
言葉じゃ足りないから
昨日までとか 明日のこととか
理由ばかりで 忘れちゃったけど
今日の僕らを 思い出せたら
話の続きをしよう
寂しくないとか 言いたくないから
何度でも またねって 手を振るよ
見上げていた 世界は眩しすぎて
僕らは まだ 大人になれないまま
あんなに見慣れた 貴方の笑顔も
当たり前みたいに 忘れてしまうのかな
霞んだ月 河沿いの公園
緩いスロープ 信号に差す青
合図もないのに 止まった僕らを
野良猫だけがみていた
言えないこと 言わないでいること
ポケットの中 全部 しまっておくよ
なんでもないみたいに 強がるのは
お互い様だろうから
静まっていく呼吸 明滅する赤
あと少しくらいって わがままかな
知らない朝 全部 かき消す太陽
目が覚めたら ひとりで運んでいくよ
分け合った痛みが どんな離れても
心の奥に まだ 消えずに灯っている
見上げていた 世界は眩しすぎて
僕らは まだ 大人になれないけど
何度 たしかめた 貴方の笑顔が
当たり前みたいに まだ ここにあるから
忘れないで せめて信じてほしい
繰り返した今日に 意味なんてなくても
こんな街の中 会えないままでも
この唄の中に 探しに行けるから
いつかまた会えたら 笑ってくれるかな
手を離した 魔法のない夜
貴方のこと 寂しくなるときは
届かなくても 唄を歌うよ
言葉じゃ足りないから
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4. |
星降のパレーシア(oshinko remix)
03:26
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5. |
退場 (Instrumental)
04:50
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6. |
夕凪 (Instrumental)
05:27
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7. |
signal (Instrumental)
05:05
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